抗菌 防カビ剤 種類   防カビと言っても様々なメカニズムがあります。

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左:植物成分防カビ剤
右:MD123 左:塩化ビシート
右:塩化ビシート+MD123 左:木材保護剤
右:木材保護剤+MD123

   左:植物成分防カビ剤
   右:MD123

   左:塩ビシート
   右:塩ビシート+MD123

   左:木材保護剤
   右:木材保護剤+MD123

抗菌/防カビ剤の種類

   天然有機系、有機系、無機系、 光触媒等が存在します。
   それぞれの特徴を把握しなければなりません。 場所によっては効果が得られません。
 カビの種類は数万にも上ります。数種類だけの実験では効果は確認できません。
 簡単確実な証明方法は、実際に様々な現場で止められたかどうかです。

 バイオ系

   ・納豆菌や枯草菌(バチルス菌)など。
   ・効果のある対象菌数は不明です。 
   ・安全であるが、持続期間が短く、効果の届く範囲が狭い。
   ・カビの繁殖速度が速すぎると、追いつけません。
   ・買い替えが必要です。
   ・カビがないと、自滅してしまいます。
   ・自身が菌であるため、使用中は塩素系洗剤、殺虫剤、防虫剤等は使えません。

      カビの防止等を標ぼうする商品の製造販売業者7社に対する排除命令

   公正取引委員会2008年2月6日  
納豆菌同属菌(バチルス属菌)を使った商品

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 天然有機系

   柿渋、木酢液、ヒノキ精油、ヒバ精油、ワサビ、カテキン、木酢液等が代表です。 
対象菌がとても少なく効果的にカビを抑えられません。(数種類に効果)

短期的には、刺身を食べる時にわさび、お弁当に梅干しという組み合わせで有効です。

天然薬剤は安全なイメージがありますが、毒キノコ、トリカブト等猛毒を持つものもあります。 漆によるかぶれやスギ花粉症なども自然のものです。天然薬剤だといっても吟味して使用しなければなりません。肌着に使われている薬剤やエアコンに使われている抗菌・防カビ剤は、口にするわけではありませんが、乳幼児なら数グラムで半数が死ぬほどの毒性です。

 一般的に効果のある対象菌数が少なく、有効期間が短いため用途が限られます。 
また、比較的高コストで、溶出し易い(寿命が短い)ものが多いです。

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 有機系

・忌避効果があります。(バリアー効果がある)
・加工時に高温になるものへの応用は難しい。(400度くらいが限界)
・比較的安価。
・加工しやすい。

 ■ 単独薬

  「TBZ」、「OPP」などが代表です。 農薬系が主であるが、数十年と言う長期にわたり使用されているので耐性菌ができています(でき易い)。 効かないから濃度を上げると更に人体や環境に悪い影響を与える。対象菌数は数十種類です。そのため、JIS防カビとしては、十分な性能ですが、実際の現場ではカビを止めることができません。また、TBZは日本では食品添加物として輸入オレンジや割りばし等に使用されていますが、微量でも精子に障害を与えることが京都府立大学で2002年に発表されました。日本国内では、「防ばい剤」という名前の食品添加物ですが、アメリカ国内で売られるものには使用禁止です。

日本の建材やクロス糊のほとんどに、TBZが使用されています。
効果があまり無いのでカビが発生しているのです。

 

 ■ 複合薬

  安全であれば、耐性菌ができにくく、理想的です。

 通常掛け合わせただけでは、足し算的に効果は上がらない。
例えば「5種類」に効くA薬 + 「10種類」に効くB薬 を混ぜても、 「15種類」の菌に効くわけではありません。
単純な足し算式に増えて行くとは限らないのです。

  MD123 抗菌・防カビ剤は、有機系複合薬です。
独自の相乗効果で、効果のある対象菌の種類を飛躍的に向上させたため、
日常生活菌全てに対応
します。
さらに、
安全性が高く、紫外線やPHなどの環境下でも安定し、建築物内外及び日用品への転用と,
様々な箇所(物)に応用できます。

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 無機系

   ・銀系がその代表。
   ・忌避効果はない。薬剤に触れていない「点」には効果がない。 
   ・全体に効果があるよう施工すれば、塗布面は無色ではなくなる。
   ・効果のある対象が少ない。抑止効果:細菌6種類、真菌3種類、酵母1種類
   ・台所用品などに抗菌剤を使っても、菌の繁殖を抑える程度で効き目は遅く、
    油脂などで汚れが表面に付着すると、菌は簡単に繁殖する。

   ・比較的高価。
   ・700度くらいまで加工ができる。

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 触 媒

   ・光触媒(酸化チタン)、空気触媒(酸化還元反応-リン酸チタニウム)
   ・忌避効果はない。
   ・光触媒の殺菌力は強く、カビや細菌、有機物を破壊してゆくが、強い紫外線がなければならない。
   強い日光の当たる場所では最適。
       ※室内では高い効果は期待できない。
       
※強い紫外線を照射すればモノの劣化も激しくなってしまう。
       そのため、文化財保護等には不向きです。
    ( 殺菌力を補うため、アパタイト被覆二酸化チタン、銀系酸化チタンもあるが、
    肝心の殺菌力を発揮できる環境にならなければ役不足である。
     ・・・・・カビが発生する多くの部分は、陰気な場所である。)

   ・比較的高価である。
   ・700度くらいまで加工ができる。
   ・空気触媒の効果は不明。
   ・病院の手術室などでは、必要紫外線量が確保できるため利用が可能です。

   酸化チタンに紫外線が当たると活性酸素が発生します。 活性酸素はその強い酸化力で酸化チタン表面の
   有機物を分解し、微生物を殺傷します。

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 その他

物理的に、カビ防止効果を得るためのグッズ。

■珪藻土、炭、多孔性素材、焼成パネル
・・・これらは、呼吸する素材などと呼ばれますが、湿気を吸って吐くことで、急激な湿度変化を抑止するのですが、湿気が常に高くなりがちな箇所で使用すると、当然湿気を放出することができないので、素材内で保湿することとなり、カビをより発生させる原因になります。
使用する場合には、常に湿気が高くなる原因を排除してからでなければなりません。

■乾燥剤(湿気取り剤、シリカゲルなど)
・・・こちらも同じです。狭いカメラ保管庫などで使用し、湿ったら交換または乾燥させるなどをしなければなりません。こちらは、空気を乾燥させることでカビ繁殖要素の一つをブロックし、繁殖を阻止するのですが、好乾性カビを完全に防止することは困難です。
また、お部屋や押入れなどの広いスペースには焼け石に水です。

■除湿機
・・・薬品を使わずにカビを防止するのに有効な手段です。
但し、冬季の結露防止のために運転すると、お部屋が異常乾燥してしまい健康を損ねることがあります。結露のメカニズムを理解して使用しましょう。 何度で結露するか?⇒湿り空気線図

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案件別防カビ施工写真集